近年、YouTubeやサブスクを中心に人気を集めている「歌い手」
もともとはニコニコ動画から始まった文化ですが、今や紅白歌合戦に出演するほどの影響力を持つアーティストもいます。
今回は、「歌い手ってなに?」という初心者の方に向けて、
その魅力や文化的背景、そしてはじめて聴くのにぴったりなおすすめ歌い手10選をご紹介します!
歌い手とは?
■ ニコニコ動画発祥の“ネットアーティスト”
「歌い手」とは、主に既存の楽曲(ボカロ曲やJ-POPなど)をカバーしてネット上に投稿する人を指します。
特に2007〜2010年ごろ、ニコニコ動画の「歌ってみた」カテゴリーで爆発的に人気が広まりました。
彼らの多くは、プロの事務所に所属していない「素人」でしたが、
その高い歌唱力と個性的な表現力、そしてリスナーとの近い距離感が支持を集めています。
歌い手とプロアーティストの違いは?
近年では、歌い手出身のアーティストがメジャーデビューし、
AimerやAdo、ヨルシカなど、プロとしての道を歩むケースも増えています。
違いをざっくりまとめると:
特徴 | 歌い手 | プロアーティスト |
---|---|---|
主な活動 | ネット中心(YouTube・ニコ動) | TV・ラジオ・ライブ |
楽曲 | ボカロなどのカバー多め | オリジナル |
ファンとの距離 | コメント・配信で近い | 比較的遠い |
顔出し | 非公開が多い | 公開が多い |
なぜ歌い手は人気なの?
■ “素人”だからこそのリアルさと親近感
多くの歌い手は「プロではないけれど、めちゃくちゃ上手い人」
だからこそ、ファンと同じ視点で音楽を楽しんでいる雰囲気があり、共感されやすい
また、SNSや配信でのファン対応、匿名性の中での想像力、
時にはボイスドラマやコラボ企画などエンタメ性の高さも魅力のひとつ。
はじめての「歌い手」おすすめ10選|人気・実力・中毒性で選ぶ
ここからは、はじめて聴く方におすすめしたい
人気・実力・中毒性を兼ね備えた歌い手を10組ご紹介します!
1. まふまふ
高音域とアレンジ力の鬼才。作詞・作曲・編曲すべてこなすマルチクリエイター
→ おすすめ曲:「命に嫌われている」「夢のまた夢」
2. そらる
落ち着いた低音とエモい感情表現が魅力。まふまふとのユニット「After the Rain」でも有名
→ おすすめ曲:「アイフェイクミー」「銀の祈誓」
3. あらき
圧倒的なパワーとエモさを兼ね備えた歌い手界のロックスター
スクリームから繊細なバラードまで幅広くこなす、ライブ映え抜群の存在
→ おすすめ曲:「ヒバナ」「命に嫌われている。(cover)」「カメレオン」
4. 天月(あまつき)
聴きやすい声質と甘さのある歌声で若年層に人気。リアルライブも活発
→ おすすめ曲:「恋人募集中(仮)」「君が僕の心に魔法をかけた」
5. Eve
ボカロP出身でありながら独特な世界観を持った歌い手。アニメ主題歌でも人気
→ おすすめ曲:「ドラマツルギー」「廻廻奇譚」
6. Ado
「うっせぇわ」で一気にスターダムに。力強くエッジの効いたボーカルが圧巻
→ おすすめ曲:「踊」「ギラギラ」
7. 96猫
中性的な声質で、男女の楽曲どちらも表現できるユニークな存在。声優活動も
→ おすすめ曲:「脳漿炸裂ガール」「からくりピエロ」
8. うらたぬき
関西弁×イケボの代表格。浦島坂田船のメンバーとしても活躍中
→ おすすめ曲:「花鳥風月」「しんでしまうとはなさけない!」
9. Sou
甘いハイトーンボイスと透明感が特徴。Luzなどとのコラボも豊富
→ おすすめ曲:「シャルル」「ノンファンタジー」
10. ヲタみん
女性歌い手の草分け的存在。声域の広さと表現力で長年支持を集める
→ おすすめ曲:「吉原ラメント」「ロストワンの号哭」
まとめ|歌い手は進化するネットアーティスト
歌い手はもはや一部のネット文化ではなく、
現代の音楽シーンを担う新しいアーティストの形になっています!
お気に入りの歌い手を見つけて自分だけの「推し」を探してみてくださいね!
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